社団法人浜名湖青年会議所では今年度事業の三本柱の一つであります「夢ある教育」を、地域社会の指導者の養成及び青少年の健全育成事業として第21回JCサマースクールを開催させていただきました。
急速に変化したわれわれ日本人のさまざまに異なった価値観を、10年15年先のコミュニティーとして大きく期待される子供たちに、決して押し付ける事なく、自己と対決する事によって人間の原点や尊厳を自覚させ、いかなる困難や危機にも自信を持って立ち向かう強い精神力と、骨惜しみない行動力を供えた若者に育つ様手助けをする事がわれわれ青年会議所の使命と考え進んできました。しかし子供たちは、自分たちで考え行動し、大人はそれを手助けするだけのキャンプに最初は戸惑った様子でしたが、徐々に自発的に考え、行動に移して行くことができるようになり、団体生活における個人の責任感というものを自ら感じ取ったのではないでしょうか。
開校式のあいさつの中で、「みなさんは、このサマースクールで何を学ぶのでしょうか?」
と、この三日間の宿題を出させていただきました。そして、閉校式の中で手を挙げてくれた数人の子供たちに答えてもらったところ、「友達の大切さ」「思いやり」「感謝」を学んだと発表してくれました。なんとすばらしいことでしょう、私には日常生活を離れ野外での団体生活の中で、辛いこと、苦しいことを乗り越えひとまわりもふたまわりも成長した子供たちが目の前に座っているように見えました。この将来を担う子供たちが、O.B.S(アウトワード・バウンド・スクール)の精神にのっとって未経験に挑戦し、それを克服する事によって目的を達成できたということは、とても有意義な三日間だと確信しています。
最後に、近年になく猛暑の夏でしたが、第21回サマースクールが無事終了する事ができましたのは、関係者の皆様方そして保護者様から多大なるご協力とご理解をいただけた賜だと感じております。そして、子供たちを引っ張っていただいたリーダーがいたからこそ、このサマースクールを成功に導いてくれたものと感謝しております。
今後の当青年会議所の事業につきましても、更なるご指導ご鞭撻をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
社団法人 浜名湖青年会議所
理事長 杉本 光徳