○所信
~はじめに~
昨年、社団法人浜名湖青年会議所は諸先輩方の熱い思いと実行力、そして地域の皆さんに支えられ35周年を迎えました。歴史をひも解いてみればみるほど、私が第37代社団法人浜名湖青年会議所の理事長という、大役を引き受けることに重責を担えるか緊張感で身の引き締まる思いでいっぱいです。
私達は、ここ数年大きく様変わりをした時代を生きてきました。政治の世界では、戦後初めてとなる『歴史的な政権交代』、経済界では世界的な経済危機を招いた『リーマンショック』、身近なところで『湖西市・新居町の市町村合併』など我々の生活に直結し影響が出ているところも少なくありません。当社団法人浜名湖青年会議所も平成20年12月に施行された公益法人制度改革に関する法律により進む道を選択し、新しい道を歩まなければなりません。
そんな中、『今だから考えられること、今だから行動できること、今だからやらなければならないこと』を、明るい前向きな姿勢でひとつひとつ取り組んでみようと思います。
~メンバーの資質向上~
人は余裕がなくなると、気持ちが急ぎ、なかなか人に気遣う心やゆとりを持てなくなる時があります。20歳から40歳のまだまだ未成熟な我々青年経済人としては、よくあることだと思います。そんな境遇の中JCという場へ身を投じ、何を求め、何をする為に入会したのか原点に返ってみましょう。
私は『人格完成に努める』為だったと思います。『人格完成に努めること』は、空手道の5信条の1つですが、試合に勝つことだけではなく(利己主義に走るのではなく)、自分の心を磨き(修練)、社会に貢献できる人(奉仕)になるよう努力することで、まさしく青年会議所の目指すところだと考えます。知り得た知識を行動に移して自身の変化を実感し、血肉化した時、人は初めて学ぶものです。自分の選んだ道を前向きに突き進み、いまだ未知なる知識や経験を取り入れ、大きなゆとりと夢を持てるよう自己啓発に努めます。
~青少年育成とまちづくり~
青少年をめぐる昨今の状況をみると、非行や犯罪、虐待など、目を覆うような問題や事件が多発しております。子供達は、親や周りの大人達の背中を見て育つと言われていますが、学校から家に帰れば子供だけ、親も休む間もなく仕事に出かけ不在が多く、家族間ですら触れ合うことが少なくなっている状況を耳にします。親が子供のことで何かを気付く、子どもが親のことで何かを気付くことができにくくなっているように感じます。故に親も親としての心構えや何を教育すべきか、子供達にどのような接し方をすればいいのかわからなくなってきているのではないでしょうか?
『子供は地域の宝』
JC版『親学』を取り入れ多くの人に知ってもらうことにより『命の大切さ』、『家族愛』、『人を思いやる気持ち』、『感謝の心』を子供達と共に親にも再確認していただき、自分の子供だけではなく、地域の子供達も同様に育てていこうという、我々の親世代の気持ちを取り戻していただきたいと考えます。そうすることにより、本来日本人の持つ祖先を敬う念や自然や季節を慈しむ心も育てられ、夢を持つことができ、それが地域の力になり浜名湖西岸エリアの明るい豊かな社会づくりの一歩を担えるものと思っています。
~友情~
JCの一員として活動していくには馴れ合いではなく、時には厳しく、時には励まし合える『真の友情』の構築が必要です。また裏を返せば『明るい豊かな社会の実現』という同じ理想を持つ、多様な個性あふれるメンバーが集っているJCで活動しているからこそ『真の友情』を手に入れられると思います。青年会議所は40歳までという限られた時間の中ですが、静岡ブロック協議会、東海地区協議会などへ出向することにより、ひろきに亘る友情も手に入れることが可能なのです。
そんな仲間達と長年先輩方が築き上げた熱い思い、勇気、情熱を継承しながら新しいことへの挑戦を積み重ね、次世代に伝承すべくメンバー一丸となって活動をしていきたいと思います。浜名湖西岸地域に志を同じうする仲間をより一層増やし、地域社会に存在を必要とされる浜名湖青年会議所となるよう共にがんばりましょう。
~結びに~
大きな期待と不安を胸に浜名湖青年会議所第37期がスタートするわけですが、それぞれ家庭人であり企業人であります。無理をしてどこかをおろそかにしたりすることなく、1つ1つ努力していくことが大切だと思います。1人では出来ることに限界がありますがメンバー全員が『明るい豊かな社会の実現』という同じ目標に向かってお互いを助け合い、大きな夢を持って進めば、きっと一年後達成感を味わえる。充実した自分に出会えることを信じて。
1年間どうぞよろしくお願いします。